老後の資金計画を立てるに当たっては
まず毎月の生活費がどれくらいかかるかを
把握する必要があります。
総務省の家計収支編 平成26年調査から
現役世代と老後では生活費の支出内訳は
どこが違ってくるのか比較してみます。
勤労世帯の平均生活費
食料費 75,394円
住居費 21,868円
水道・光熱費 25,568円
家事用品費 11,644円
被服費 15,634円
保険医療費 12,909円
通信交通費 49,949円
教育費 21,828円
教養娯楽費 32,162円
交際費 18,517円
その他 49,136円
税金社保料 81,392円
支出計 416,001円
無職世帯の平均生活費
食料費 69,478円
住居費 13,769円
水道・光熱費 25,429円
家事用品費 8,141円
被服費 5,997円
保険医療費 14,354円
通信交通費 28,795円
教育費 753円
教養娯楽費 26,935円
交際費 29,255円
その他 29,574円
税金社保料 14,043円
支出計 267,523円
この数字を見てどう感じるでしょうか。
私はまず、住居費がこれだけ?と思いました。
実家に住んでいるとかは別として、
地方でもこの家賃はありませんよね。
ましてローンが残っている場合は
月々の支払額がそのまま住居費になります。
まさに我が家がそうです。
一見すると、年金+αでやっていけそうですが、
実際に自分の家計を見直して数字を当てはめると‥
愕然としてしまいます。
60歳も半ば近くなって、
これからどう対策を練ればいいのか‥
これを見ると、ちょっとどころではなく
かなり気落ちしてしまう数字ですが、
何も考えず、このまま無策のままで
老後を迎えるわけにもいきません。
何とかしなくちゃ!